昨年末、この春、小学生ママになる主婦ママ起業家として、一定の期間、新規募集を止めるという選択をしました。
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登園するのも、あと20回― この春の、私の選択 ― #1
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そして今、朝から蝉の声がにぎやかな夏休みを迎えています。
この記事を書いた時、「その後のことも残しておきたい」と思っていたのに、なかなかブログに書くことができませんでした。忙しかったというわけではなく、自分の気持ちや、これから向かいたい方向を、まだ言葉にするほど掴みきれていなかったのだと思います。
それくらい、この数か月は感情が大きく動き、自分の中の変化を感じる日々でした。
その後の日々を、3回にわたって綴っていきます。
(当時のメルマガでお届けしていた内容に、加筆して掲載していきます)
目次
「ママと一緒に行きたい」と言ってくれて、ありがとう
「ママと一緒に幼稚園に行きたいって言ってくれて、ありがとう」
卒園式まで、残すところ、あと数日となった日。
娘を幼稚園に送っていく車内で、娘にそう伝えた時、抑えていた涙が溢れてきました。
娘との記憶に残る、ザラっとした感覚
娘が産まれたのは、コロナが流行る少し前でした。
ワンオペの2人育児のスタート。春になったら、お兄ちゃんが日中は幼稚園だから、そこまで頑張れば、ということが支えにもなっていました。
が、コロナの流行、外出規制により、その入園は延期に。人と会うこともままならない2人育児の毎日で、夫の生活だけは変わらず深夜帰宅。
「育児でどの期間が一番大変だった?」
と聞かれたら、私はたぶんこの頃を挙げます。
そして、上の子が入園して半年ほど経った頃、私はWebデザインの勉強を始めました。朝3時に起きて、家族が起きるまで作業。午前中は娘と公園や子育て広場へ行って、お昼寝の時間にまた作業。当時の私は、楽しかったし、充実しているとも感じていました。
でも、振り返ると。
娘との記憶が、少し断片的で。
お兄ちゃんの時は、本当にお兄ちゃんのペースで毎日を過ごしていたから、あそこに行ったなぁ、とか、こんなことがあったなぁ、とか、たくさん思い出せるのに。
娘との時間の記憶が薄いことに対して、どこかざらっとした感覚が。
それが、ずっと心のどこかで感じていました。
娘の送迎を選択
だからだったのかもしれません。
バス通園の娘が「ママと車で幼稚園に行きたい」「ママが迎えに来てほしい」と言い出した時、最初は正直、
「え、ママも仕事あるし…」
と思いました。
車の送迎となると…もともと短い仕事時間がさらに、短くなってしまうからです。
でも同時に、どこかで引っかかっていた時間を取り戻したいような気持ちもあって。
じゃあ、そうしようと。
そうして、年長さんになってから娘の送迎をするようになりました。
送迎時間がくれたもの
でも、この送迎時間が想像以上に、私にいろんなものをくれました。一緒に車の中で思いっきり歌ったり、とりとめのないおしゃべりをしたり。毎日のママたちとのおしゃべりも、私の楽しみになりました。
「〇〇ちゃんのママ、見て見て〜」
と話しかけてくれるお友だちにもたくさん癒されて。
だから、運転をしていてこの送迎も残り数回と思った時、
こんな素敵な時間をくれて、ありがとう。
ママと一緒に行きたいって言ってくれてありがとう。
と涙が溢れてきました。
娘にとっては、どちらでもよかったのだろうけど
もちろん、周りのママたちと話していても、
「上の子は細かく記録したけど、下の子は全然〜!」
「下の子の記憶って、ほんっとないよね!」
「歳かな〜」
なんて、定番の笑い話なんです。
そして、娘にとっても特別に“ママがよかった”というわけでもなかったと思います。たぶん一番仲のいいお友だちと長く遊ぶには、バスより車の方が都合がよかっただけで。笑
しかも、この時間のことを大きくなった娘はほとんど覚えていないでしょう。現に私も、母から
「あなたは通園バスに酔うから、結局ほとんど車で送ってたのよ〜」
なんて話を聞いても、
へぇ、そうだったんだね。
くらいのものです。
だから、たぶん。
こういう小さなことって何か大きな結果や影響につながるわけでもないし、娘にとっては、どっちを選んでもよかったのだと思います。
車で送っても、バスで通っても、娘は元気に幼稚園へ通い、卒園の日を迎えたでしょう。
自分の選択を好きになれた時間
けれど、私にとっては、この時間を選んだことに意味がありました。自分のことを、自分の選んだことを、さらに好きになれた時間でした。
仕事をしていると、もっと効率よく、とか、つい思ってしまうことがあります。けれど、こういう一見なんでもない時間が、あとから自分の働き方や、自分の選びたい生き方を支えてくれるのかもしれません。
きっとこれから迷った時にも、「選びたいと思ったことを選べた」という事実が私の背中をそっと押してくれるような気がしています。
