商品設計

起業塾で作った高額商品がしっくりこなかった理由

2024年2月13日

起業塾に入り、「高額商品を作りましょう」と言われた。

習った通りに、
できることを組み合わせ、
テンプレートに当てはめ、
価格も決めてみた。

形にはなった。

でも、

「この価格でいいのかな」
「こんなに高額である意味があるのかな」
「売れる気がしない」

そう感じて、そっと引っ込めてしまった。


そして、
「やっぱり私のサービスでは無理なのかも」
と、どこかで思ってしまった。

でも本当は、高額商品を持つことを諦めきれていない。

 

もし今そんな状態なら、問題はあなたのサービスの質や種類ではありません。


高額商品をつくる時に必ず必要な、「叶える未来」がまだ明確になっていなかっただけかもしれません。

高額商品の価値とは何か

高額な商品を見た時、これは「高額だから、それ相当の価値があるんだな」と思うこともあるかもしれません。

でも、それで買うかと言われたら、話は別ですよね。
高額であること自体に、人が購入するための価値があるわけではありません。


購入を決める時に感じる価値とは、
「今、本当に悩んでいることが解消される」
「こんな未来が手に入ると、はっきり想像できる」
そう感じられたときに生まれる
ものです。


未来が具体的に思い描けるほど、その商品に対する価値も、はっきりしてきます。

未来が具体化できないまま作ると、価値がぼんやりする

反対に、未来がぼんやりしていると、
「本当にこの価格でいいのかな」と
自分自身が確信を持てなくなります。

その状態では、売れる気がしないのも当然です。

「高額である意味が自分でも感じられない」と感じたのは、
提供する未来が、自分の中でもまだ具体化されていなかったからかもしれません。

なぜ未来が具体化されなかったのか

「起業塾に入ったけど商品が作れなかった」「起業塾で作った商品を結局引っ込めてしまった」という方のお話を伺うと

  • できることを組み合わせる
  • テンプレートに当てはめる
  • お金のある人をペルソナにする

といった方法で作ったと話を聞きます。
どれも間違いではありません。


けれど、これらの方法は、「自分視点」だけで商品を組み立てています。


自分にできることは何か。
自分は何を提供できるか。
どんな価格帯なら売れるか。

 

このような「自分視点」だけで商品を組み立てると、
商品を選んでくださる「お客様」が置き去りになり、

“誰のどんな未来を叶えるのか”が、
具体的にならないまま進んでしまうことがあります。

未来は、自分の頭の中の想像だけではリアルに具体化できないのです。

未来を具体化するには、届けたい人と接すること

自分の商品を届けたい人が
今どんなことで悩み、
どんな未来を切実に望んでいるのかが
リアルに掴めてくると、

届けられる未来も具体化していきます。

 

届けたい人と実際に接し、
話を聞き、
どんな言葉で悩みを語るのかを知る。


今どんな状況で、
何に困っていて、
本当はどうなりたいのか。

そこに触れて初めて、
現在地と望んでいる未来が、立体的になります。

そうして、現在地(A地点)と望む未来(B地点)までの距離と、
その間にある壁が見え、
何を提供すればいいのかが見えてきます。

その設計が明確になったとき、
はじめて

「この人のこの未来を叶える商品なら、この価格でいける」

と、自分の中で納得できます。


頭の中の想像ではなく、
実際に、自分の耳で聞いたリアルな声から作るから、自分も価値を実感することができるのです。

もう一度、順番から見直す

過去に高額商品を作ろうとしたとき、
届けたい人と、どれだけ具体的に向き合っていましたか?

テンプレートに当てはめる前に、
その人の現在地と未来を、
どこまでリアルに言語化できていましたか?

もしそこを十分に行っていなかったとしたら、
価値があやふやなまま、
価格ありきで商品を作っていたのかもしれません。

売れると思える商品が作れなかったのは、
あなたのサービスのせいではありません。

未来が、まだ具体化されていなかっただけです。

大切なのは「誰に、どんな未来を、どこまで」

高額商品を持つことは、
特別な人や特定のサービスを提供する人だけができることではありません。

〇〇というサービスだからできるんだ、
あの人だからできるんだ、ではありません。

大切なのは、
誰に、どんな未来を、どこまで責任を持って届けるのか。

そこが明確になれば、
サービスの種類に関係なく、
価値は生まれます。


必要なのは、
商品の内容の量を増やす、期間を伸ばす、
商品に新たな内容を組み込むための資格をとる、
などの点ではなく、商品を作る順番です。

届けたい人の
現在地と未来をリアルに具体化することから、
もう一度、設計を見直してみる。

まずはそこから始めてみてくださいね。


届けたい人の現在地と未来をどう整理していくのかはこちらの記事に詳しくまとめています。
以前は曖昧だった部分は、どこだったのかを確認してみてくださいね。

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  • この記事を書いた人

aruhi design

山内 はるか

主婦ママ起業家さん専門の
商品設計サポート

「バック商品が作れない」と悩んでいる主婦ママ起業家さんの商品設計サポートを行なっています。

このブログでは、主婦ママ起業家さんに必要な商品設計の考え方・商品の作り方、商品をつくる上で必要なWebツールの使い方について発信しています。

■熊本県在住
■夫 息子(8歳) 娘(5歳)の4人家族
■元秘書

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