こんにちは!
主婦ママ起業家さん専門の商品設計サポート
aruhi designの山内はるかです。


そこでこの記事では、主婦ママ起業家さんが初めてオリジナル商品を作った時の「価格の決める時の考え方」を解説していきます。
「できればこの価格が良いのだけれど、高すぎて選んでもらえない?もっと安い方がいいの?いったいいくらが適正なのか、わからない〜!」そんなグルグルお悩みの主婦ママ起業家さんはぜひ、最後までお読みくださいね!
目次
主婦ママ起業家さんにおすすめの4つの価格設定の考え方
主婦ママ起業家さんがオリジナル商品の価格設定を決める時に、おすすめの考え方が4つあります。
- 過去のサービス購入時の感情を基準にする
- 人の心理効果を取り入れる
- 自分とお客様の幸せを意識する
- モニター価格から始める
一つづつ順番にお話していきますね。
価格設定の考え方①過去のサービス購入時の感情を基準にする
これまで自分が受けたサービス(もしく商品)を参考にするというもの。
「あのサービスの時に、〇〇円払って購入した時、こんな感情になったな。」という体験が誰しもあるかと思います。
その時の感情を基準にしていきます。
感情といっても、単に金額の数字に関して「安い」「高い」の判断ではなく、「こんな風になれるなら、ちょっと頑張っても買いたい!」、「まぁこれはこの価格が妥当かな」「これは他と大差なく感じるし、安い方がいいよね」など、購入した時のテンションや期待感、ワクワクといった感情です。

その感情が、自分の商品に同じように感じるか。
ちょっと頑張った金額を自分が購入した時に感じた高揚感などが感じられるか。そのように、過去の自分の購入体験を参考に価格を考えていきます。
それに、いくらに設定したとしても、自分が自分の商品に「ワクワク」「期待」が感じられない場合は、自信を持って売れないですよね。
主婦ママ起業家さんでしたら、「起業塾に入った」「ちょっと高い自己投資を契約した」「子どものためならと、高額なものを購入した経験あり」といった経験もあるのではないでしょうか?ぜひ、その時の感情と価格を思い出して、参考にしてみてくださいね。
価格設定の考え方②人の心理効果を取り入れる
ちょっとテクニックよりな話になりますが、有名な価格設定の考え方に「松竹梅の法則」というものがあります。
例えば、あなたの本命商品を50,000円で売りたい時。
それとは別に、上位プランとして90,000円のものを、下位プランのものを30,000円を準備するというものです。
「90,000円を出すには自分には手が出せないしまだ早い気もする、失敗もしたくない…でも、30,000円のプランだと物足りないな…」そんな心理が働き、50,000円のものを選ぶ方が多くなるという人の心理効果を用いた考え方です。

この時のポイントは、竹(50,000円)と梅(30,000円)の差よりも、竹(50,000円)と松(90,000円)の差の方を大きくするという点。より竹(50,000円)がお得に感じると言われています。
ただし当たり前ですが、どのプランも価格に合った価値を提供する事は忘れてはいけないですよね。そして、真面目な頑張り屋さんの主婦ママ起業家さんの落とし穴だなと思うのが、梅の商品も詰め込みすぎてしまうこと。
労力がかかりすぎて、結局作ったオリジナル商品の利益が少なくなったり、購入を検討する方が「梅が一番お得!」と感じてしまうということは避けたいですね。
価格設定の考え方③自分とお客様も幸せを意識する
価格設定の考え方の3つ目は、「自分とお客様も幸せになれる」という視点です。
私がお話をお伺いする主婦ママ起業家さんの多くは「高くしてやろー!」という方よりも、「もっと安い方がいいのかな」という考えの方が多い印象です。
けれども、「安い=正」ではありません。
あなたにも経験ありませんか?「価格が安い」で選んだ結果、「大切にできなかった」「合わないと感じた」「結局無駄にしてしまった」という経験が。
(「安いしいっか」と思って買ったものを、あまり大切にできなかった、無駄にしてしまったという経験、私だけでないはず…!)
「この金額を出すのだから」とお客様に少し腹を括っていただくことも、お客様の結果につながるという側面も大いにあります。

また、サービス提供者側としても、「この金額を頂くのだから」という覚悟や、エネルギーにも繋がります。主婦ママ起業家さんのオリジナル商品は、購入いただいた後に数ヶ月、数回に渡って続くというものが多いです。その期間中、「こんなにしているのに…」という自己犠牲を感じることなく、この商品で私はお仕事を続けていける!という感情と利益を出せる価格に設定しましょう。
価格設定の考え方④モニター価格から始める
そうは言っても、いきなり高額にする事が怖い!この価格で選んでもらえるかが不安!という方は、「モニター価格」から始めてみましょう。
売れたはいいけれど、後から「こんなもの?!」って思われたらどうしよう〜なんて考えながら、サービス提供するのってとってもストレスになりますし、何よりあなたがお客様にそんな感情を抱かせてしまうことを望んでいないですよね。
この価格なら「自信を持って売れる!提供できる!」という金額に設定して、実績を重ねるなかで、正規の金額に近づけていきましょう。

モニター価格で提供する時は、自分の中で「この価格で行うための目的を持つ」「モニター価格で行う期限や人数を決める」ということも大切です。モニター価格から抜け出せない!なんてことのないようにしましょうね。
あとは、お客様にきちんと正規価格や条件をお伝えすることもお忘れなく!
価格の高い・低いよりも大切なこと
ここまで主婦ママ起業家さん向けに、オリジナル商品の価格設定の考え方について4つの視点でお話してきました。
正直、価格設定は迷います!誰かに「正解」を聞きたいと思うこともあります。でも「買う・買わない」を決めるのはお客様なので、その答えを出してくれるのは、あなたのお客様でしかありません。
出してみないことには、分からないのですよね。
だからこそ、しっかと自分で自信を持てる商品を作って、売ってみましょう。
そして「高い」と言われた時に、どう考えるかが大切です。
やっぱりこの価格はダメなのかと落ち込むのではなく、
- 価格以上の商品価値があるのかな
- 商品のターゲットはズレていなかったのかな
- 価値が伝わる商品コンセプトになっていたかな
こんなことを見直していきましょう。
価格の高い・低いは、価格に対して、「商品に期待しているものを満たしてくれそう」という価値を感じられるか否かで決まってきます。その金額を出す価値がある、その金額以上の価値があると判断できるから、購入につながります。
単純に、「価格の正しい・間違い」ではなく、商品の価値そのものに焦点を当てて考えていきたいですね。
商品価値って?どうやったら作れるの?私でもそんな商品作れるの?と疑問に思われた方は、無料開催中の「あなたの商品づくり相談会」にご参加ください。
1対1で、「あなたの場合」を一緒に考えていきましょう!