商品設計

商品作ったのに売れない!見直しポイント

2024年5月16日

時間も労力もかけて作った、オリジナル講座や継続コース。
「やっと完成した」と思ったのに、申し込みが入らない。

悲しいし、正直、落ち込みますよね。
今日は、主婦ママ起業家さんが商品を作ったのに売れないときに見直したい3つのポイントと、その“正しい順番”についてお話しします。

主婦ママ起業の商品が売れない見直しポイント①|分かりやすく案内できている?

まず、商品自体がきちんと案内できていないという可能性があります。

まずは、商品を見える状態にする

リアル店舗の場合で考えてみてください。
新商品を売りたい時、どこに陳列するでしょうか。

スーパーなら通路に面した目立つ場所やレジの側など。
路面店のお洋服屋さんなら、外から見えるディスプレイに飾るかもしれません。

このようにまずは、見える状態にすることが必要です。


そして、その商品が目に入ったあと。
次にお客様はどんな行動をとるでしょうか。

  • 手にとってみる
  • パッケージやポップの説明を読む
  • 店員さんに聞く
  • 価格を見る

こうした流れが想像できます。

でも、もしその商品やお店が

  • パッケージやポップを見ても、どんな商品か分かりにくい
  • 価格表示が分かりにくい
  • ディスプレイされている商品を近くで見ることができない
  • おまけに店員さんが見当たらない

そんな状態だったら、どうでしょうか。

よほど「今日コレを買う」と決めていない限り、
「また今度」とお店を出るかもしれません。

オンラインでは「聞かないと分からない」は止まりやすい

同じことがオンラインでも起こります。

バックヤードにいる店員さんを呼ぶのが少し気が引けるように、
「ちょっと気になる」くらいの段階で、DMやコメントで聞いてくれるお客様は多くありません。

しかも、事前に分かる商品情報が少なければ、なおさらです。

オンラインでは
商品を目にしてくれた人一人ひとりの様子を見て、
その場で声をかけることはできません。

だからこそ、
商品を目にしてくれた、気になってくれたタイミングで、
こちらから案内できる状態になっておくことが大切です。

あなたのWeb発信の中で、商品内容を確認できる状態にしておく

仮にあなたの発信の場がインスタだけなら、
インスタの中で、商品の内容がどんなものか、しっかり伝えておく。

インスタからLINEへ進んでもらう流れなら、
LINEで声をかけてもらってから説明をするのではなく
LINEの中に入ったら商品内容を確認できる状態にしておく。

内容が分からないまま、
内容を知るためにLINEやDMにキーワードを送る。

これは、お客様にとっては少しハードルが高いのです。

「まだ申し込みまで考えるほどではないけれど、もう少し見てみたい」

そのくらいの気持ちの段階で、
一手間かけないと詳細が見られないと、
そこで止まってしまうこともあります。

 

何かアクションを取ってもらう前に、
先にこちらが丁寧に提示しておく。

そんな親切さが、オンライン上でも必要なのだと思います。

 

また、
「売れているあの人は、表に商品を出していないように見える」
と感じることもあるかもしれません。

でも、
その方はインスタのその先で案内していたり、
これまでの圧倒的な実績や信頼の積み重ねがあったりすることもあります。


まずは、”出す”ということ。
分かりやすく、”見える形にしておく”こと。

ここを意識してみましょう。

主婦ママ起業の商品が売れない見直しポイント②|価値が伝わっている?

次に確認したいことは、「価値が伝わっているか」ということです。

価値とは「商品の魅力」ではなく「今の私に必要」と感じられること

ここでいう価値とは、
あなたが思っている商品の魅力ではありません。

お客様が

「これ、今の私に必要かも」
と感じられているかどうか、です。


たとえば、このような商品説明の場合。

  • 発達凸凹キッズのママのための暮らしサポート
  • 睡眠と生活リズムを整える3ヶ月プログラム
  • 月2回のカウンセリング
  • 当事者ママによるLINEチャット付き伴走型支援
  • がんばらない方法で、親子の毎日を穏やかに

パッと見で整っていますし、
想いも、専門性も伝わります。


でも、お客様の頭の中に浮かぶのは、

「素敵だけど、私はどうなれるんだろう?」

かもしれません。

お客様は“現在地”から“未来”へ行くための切符を探している

お客様は、

今の悩み(現在地)から
望む未来(ゴール)までたどり着きたい
と思っています。

その間のギャップを埋める“切符”が、あなたの商品です。

 

でも、その切符に

  • どこ発なのか(今のどんな悩みから出発するのか)
  • どこ行きなのか(どんな未来へ向かうのか)
  • どのくらいで着くのか
  • どのような方法で向かうのか

が書かれていなければ、
なかなか手に取ることはできません。

抽象的な未来ではなく、“今の困りごとがどう変わるか”を伝える

たとえば、このような表現があるとどうでしょうか。

毎晩2時間かかっている寝かしつけが、
30分でスムーズに終わり、
ママのひとり時間が生まれる。

保育園の朝支度が毎日バタバタで怒ってばかりだった状態から、
「いってらっしゃい」と笑顔で送り出せる毎日へ。

睡眠と生活リズムを整える
3ヶ月伴走プログラム。

今の状態と、その商品を手にした後の状態が見え、
それに共感できた時、
お客様はそこに価値を見いだすことができます。


「親子の毎日を穏やかに」よりも具体的に、
“今、困っているこの状態が、こう変わります”
とお客様の脳内にあるリアルな言葉で伝えられているか。


ここが伝わってはじめて、その商品はお客様にとって“買う価値のある切符”になってきます。


価値が伝わらないと、
お客様は「なんか気になる」「なんか良さそう」で止まってしまい。
「だけど、私に必要かはわからない」と感じるのです。

主婦ママ起業の商品が売れない見直しポイント③|その商品は、本当にリアルですか?

3つ目の見直しポイントは、その商品は本当に「リアルか」ということです。

ここがずれていると、どれだけ現在地と未来を具体的にして言葉を整えても、どこかで「なんか違う」と感じられてしまいます。

その商品で、本当にギャップを埋められますか?

まず考えたいのは、
その商品内容で、本当にお客様の現在地から未来までのギャップを埋められるのかということです。

たとえば、高額商品を作るとき。

「高額にしたいから」というところからスタートして、

  • 長期サポートが必要だから3ヶ月ぐらいにしよう
  • 頻度は2週間に1回ぐらいにしよう
  • チャット相談も取り入れよう
  • そうすると、20万円ぐらいになるかな

という形で商品内容を先に決めてしまうことがあります。

そのあとで、
「この商品は誰だったら買ってくれるかな?」
「こんな人の、こんな悩みを解決する商品と言えるかな」

と言葉を後から整えていく流れです。


けれど、この流れだと
いざ自分が売る時に

「本当にこの内容で叶えられるかな?」

という不安が出てきやすくなります。


そしてお客様からしても、
「これで本当に叶うのかな?」
「どうしてこの商品で、その未来に行けるのかな?」
と感じる、どこか曖昧な内容になってしまうことがあります。


お客様のギャップを埋めるために
根拠のある商品内容を設計していくことが大切です。

その現在地と未来は、本当に実在していますか?

さらにいうと、もうひとつ大切なのが、
想定した「現在地」と「未来」自体がリアルなのかということです。

それを望んでいる人は、本当に実在しているでしょうか?

主婦ママ起業家さんは自分の過去の経験から商品をつくるケースが少なくありません。

たとえば、

「私は片付けに救われた」
「片付けで心が整って、自分の人生を大切にできるようになった」
「だから片付けは、ママを幸せにしてくれる」

そんな想いから
「自分の人生を大切にできるようになる片付け講座」
といったような商品を作ったとします。


これはとても自然なことですし、
起業の原点として大切な部分でもあります。

でも、だからこそ、ここでもう一度考えてみたいのです。

今、悩んでいる人は、本当にそこを求めているでしょうか。

あなたが振り返って語れる未来は、
“今のあなた”だからこそ見えている未来かもしれません。


でも、今まさに悩んでいる人の頭の中にあるのは、

  • 朝、子どものプリントが見つからなくて怒鳴ってしまった
  • 片付けてもすぐ元に戻って、もう嫌になる
  • 収納グッズを買っても、結局うまくいかない

といった、もっと目の前の困りごとかもしれません。

つまり、

自分が片付けを通して得られた未来と、
相手が今欲しい未来は、
同じとは限らないのです。

「私もそうだったから」
「こんな人がいそう」
「たぶん、こんな未来を望んでいるはず」

と、自分の頭の中だけで現在地と未来を作ってしまわないこと。


それが実際に聞いた言葉ではなく、
頭の中だけで作られたものだと、

どれだけ価値を言語化しても、
どこかでリアリティがなくなってしまいます。

その現在地は、
本当にお客様が今感じている悩みでしょうか。

その未来は、
本当にお客様が今欲しいと感じる未来でしょうか。

実際にその言葉を自分の耳や目で確認したことはあるかな?
ここを丁寧に確かめていくことが大切です。

実は、この3つには順番があります

ここまで、

  1. 分かりやすく案内できているか
  2. 価値が伝わっているか
  3. その商品は、本当にリアルか

という3つの見直しポイントをお伝えしてきました。

どれも大切です。

でも実は、
この3つには順番があります。

まず、①の中でも
まだ売りたい商品をお客様が分かる形で出していないなら、今持っているWeb発信の場で出すこと。

これは、すぐにできる見直しです。
インスタだけなら、インスタの中で、
アメブロならば、アメブロの中で。
しっかりまずは出す。

どれだけ良い商品でも、
見える場所に出ていなければ、
お客様にとっては「ない」のと同じになってしまうからです。

先に案内してあげるだけで、「実は気になっていた」という人がさらに一歩進める可能性があるのです。

 

ただ、本当に整えていきたい順番は、そこから先です。

私が大切だと思う順番は、

おすすめの見直しの順番

  • ポイント③ その商品は、本当にリアルか
  • ポイント② 価値が伝わっているか
  • ポイント① 分かりやすく案内できているか

です。

売れないときに見直したい、本当の順番

それは、どれだけ分かりやすく案内しても、
そもそもその商品がリアルでなければ、
お客様にはどこかで
「なんか違う」
と感じられてしまいます。

また、その商品がリアルでも、
価値が伝わらなければ、

「なんか良さそう」
「でも、私に必要かは分からない」

で止まってしまいます。


リアルな価値がきちんと伝わる状態になってはじめて、
案内の分かりやすさや導線が生きてきます。

焦って発信量を増やす前に、確認したいこと

まずは、まだ案内を出していない商品があるなら、
見える場所に出してみる。

そのうえで、

  • 現在地と未来は、本当にリアルなのか
  • この商品で、本当にお客様のギャップを埋められるのか
  • その価値は、お客様の言葉で伝わっているのか

を見直していく。

そして最後に、
お客様が迷わず進めるように、案内を整えていく。

この順番で見ていくと、「売れない」の原因が、少しずつ見えやすくなっていきますよ。

「売れない!」と焦って魅せ方を変えたり、発信の量を増やしたりする前に、まずはこの順番で確認してみてくださいね。


また、ここまで読んで、商品全体を整理してみたいと感じた方は、こちらの記事も読んでみてください。
商品設計の全体像をまとめているので、今の自分がどこを見直すと良いのかを、順番ごとに見えてきます。

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  • この記事を書いた人

aruhi design

山内 はるか

主婦ママ起業家さん専門の
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「バック商品が作れない」と悩んでいる主婦ママ起業家さんの商品設計サポートを行なっています。

このブログでは、主婦ママ起業家さんに必要な商品設計の考え方・商品の作り方、商品をつくる上で必要なWebツールの使い方について発信しています。

■熊本県在住
■夫 息子(8歳) 娘(5歳)の4人家族
■元秘書

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