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主婦ママ起業の「商品設計」とは何か|長く続けるために整えたい土台

「今の商品、価格を上げるには、もっと何かをセットにした方が良いのかな」
「私のサービスだと、高単価商品は作れないのかな?」
「もっと発信を頑張らないと、売れないのかな」

主婦ママ起業をしていると、商品づくりやサービスづくりの中で、こうした迷いが出てくることがあります。

特に、同じようなサービスをしている主婦ママ起業家さんがたくさんいて、AIもどんどん身近になってきた今。

  • 「もっと発信を増やさないと、フォロワーやLINEの登録数が増えないかも」
  • 「何か新しい資格を身につけないと、選んでもらえないかも」
  • 「やっぱり値下げした方がいいのかな」
  • 「ホームページを持っていないから、申し込みにつながらないのかな」

そんなふうに、焦る気持ちが出てくることもあると思います。

けれど、私はこれまで、主婦ママ起業家さんの商品づくりやサービス設計を一緒に整理してきて、本当に見直すべきところは、発信や見せ方、資格の種類の前にあることが多いと感じています。

それが、商品設計です。

商品設計とは、ただメニューを作ることや、高単価商品を作ることだけではありません。

aruhi designが考える主婦ママ起業家の商品設計

自分を理解し、届ける相手を理解し、その重なるところにある叶えたい未来を、商品という形に整えていくこと。

そしてそれは、自分がどんな働き方をしたいのか、どんな人と関わっていきたいのか、何を大切にしながら仕事を続けていきたいのかを深く理解することでもあります。

だから私は、商品設計は、生き方設計でもあると考えています。

この記事では、主婦ママ起業における商品設計とは何か、どうして商品設計なのか、そして、自分らしく長く続けていくために整えておきたい土台についてお伝えします。

主婦ママ起業でよくある商品づくりの迷い

主婦ママ起業は、最初からすべての商品やビジネスの形がきれいに整っていることの方が少ないです。

自分の経験や資格、学んできたことをもとに、まずはできることをメニューにしてみる。身近な人に声をかけて、できることの幅を広げてみる。Instagramやブログでの発信から始めてみる。無料モニターで募集してみる。

そんなふうに、目の前のできることから始める方も多いと思います。

それ自体は、まったく悪いことではありません。むしろ、最初の一歩としては、とても大切なことです。

けれど、活動を続けていく中で、だんだんとこんな迷いが出てくることがあります。

  • 発信しているのに、なかなか申し込みにつながらない
  • 単発メニューばかりで、ずっと集客し続けないといけない
  • 自分だけが疲れているのに、売上が思うように上がらない
  • もっと高単価の商品を作らないといけないのかな
  • 自分の価値が伝わっていない気がする

このような悩みが出てくると、つい目に見える部分から直したくなります。

  • 発信を増やしてみよう。
  • 発信方法を変えてみよう。
  • Instagramだけではなく、ブログやホームページも整えてみよう。
  • 価格を変更してみよう。
  • 新しい資格を取ってみよう。
  • 無料プレゼントを作ってみよう。

もちろん、それらが必要なこともあります。発信の整え方で変わることもあるし、Webサイトやブログがあることで信頼につながることもあります。新しい学びが、サービスの深まりにつながることもあります。

けれど、その前に一度立ち返ってほしいことがあります。

それは、「誰に、どんな未来を届ける商品なのか」ということです。

なぜなら、ここが決まるからこそ、商品内容が決まり、期間が決まり、価格が決まり、発信の言葉が変わり、見せ方や導線も変わっていくからです。

たとえば、
「白いTシャツを売ってください」と言われただけでは、何を魅力として伝えたら良いのか、どこで売れば良いのか、どんな言葉なら届くのか、なかなか浮かびにくいですよね。

でも、「未就園児の子育て中のママに向けて、毎日気兼ねなく着られる白いTシャツを売ってください」と言われたら、

汚れても洗いやすいこと。
動きやすいこと。
抱っこをしても、毛羽立ちが少ないもの。
公園にも買い物にも着ていけること。

そんなふうに、必要な機能や伝える言葉が少しずつ浮かびやすくなります。それだけではなく、どこで、どんなふうに届けると良さそうかも、少しずつ見えてきます。

商品づくりも同じです。誰に、どんな毎日の中で、どんな変化を届けたいのかが見えてくるからこそ、内容も、価格も、発信の言葉も、届け方も整えやすくなるのです。

反対に、ここが決まっていないままだと、商品づくりの流れが一本の線になりません。すべてのことを点で考えることになり、どこを見直したら良いのか分からなくなってしまうのです。

迷いが出るのは、商品・サービスが悪いからではない

ここで大切なのは、「商品設計を見直す」といっても、今の商品やサービスが悪いという意味ではない、ということです。すべてを変えなければいけないわけでも、
0から作り直さなければいけないわけでもありません。

商品設計と聞くと、「商品を持っていない人が行うもの」「0から作り直す」とイメージされることもありますが、そうではなく、これまでの商品や経験や想い、学んできたことを捨てるのではなく、大切に育てるために行うものです。

ただ、商品があることと、商品設計が整っていることは、少し違います。

「誰の、どんな未来を叶えるための商品なのか」を明らかにしていくと、今ある商品の中で、少しズレている部分が見えてくることもあります。
もしかすると、ひとつの商品にいろいろな内容を詰め込みすぎていて、本来はバック商品と、その後に必要な方へ案内するリピート商品・継続商品に分けた方が良いものかもしれません。

または、バック商品の中に入れていた内容の一部が、実はその商品を受ける前に、フロント商品や事前の発信で先に届けておいた方が良いものだった、ということもあります。

つまり、商品設計とは、今までの商品やサービスを、まったく別のものにガラッと変えるためだけのものではなく、今ある商品を大切にしながら、誰に、どんな未来を届けるものなのかを明らかにし、そのために必要な内容や順番、商品の構成を整えていくことです。

お客様が「現在地」から「欲しい未来」までを、スムーズに進めるように、どの内容を、どの順番で、どこからどこまでを、どの商品として届けるのかを見直していく。それも、商品設計の大切な役割です。

aruhi designが考える主婦ママ起業家の商品設計とは

では、主婦ママ起業家に必要な商品設計とは何でしょうか。
aruhi designでは、商品設計をただ売れるメニューを作ることや、高単価商品を作ることだけだとは考えていません。

私が考える商品設計は、大きく分けると3つです。

主婦ママ起業家に必要な商品設計とは

  • 自分を理解すること
  • 届ける相手を理解すること
  • 自分と届ける相手が叶えたいものを、叶える商品を作ること

この3つが重なることで、無理なく続けられて、必要な人にちゃんと届く商品が生まれていくと考えています。

主婦ママ起業家に必要な商品は、自分の想いだけで作るものではありません。でも、相手のニーズだけに合わせて作るものでもありません。

自分が届けたい価値と、相手が本当に求めている変化。
自分が大切にしたい日々の暮らしと、相手が求めている日々の変化や感情。

その重なるところを見つけ、商品という形に整えていくこと。それが、私が考える主婦ママ起業に必要な商品設計です。

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まず、自分を理解する

主婦ママ起業家さんの商品設計のはじまりは、自分を理解することです。

  • 自分は、何を大切にして仕事をしていきたいのか
  • どんな経験をしてきたのか
  • どんなことに心が動くのか
  • どんな人の、どんな悩みに寄り添いたいのか
  • どんな日々を送りたいのか

ここを飛ばしてしまうと、「売れそうな商品」は作れても、自分が続けたい商品にならないことがあります。
もちろん、ビジネスなので、自分のやりたいことだけで商品を作ることはできません。

けれど、主婦ママ起業家さんの場合、「稼ぐこと」だけを第一優先にして動いている方ばかりではないと思います。大切にしたい価値観、大切にしたい時間、それらを大事にするために、主婦ママ起業の世界を選んだという方が多い印象です。

そんな想いがあるからこそ、ただ売上だけを追いかける設計や、自分の時間や心の余白を削り続けるような、
自己犠牲感の上に成り立つサービス設計では、たとえ一時的に売上が上がったとしても、長く続けることが苦しくなってしまう
ことがあります。

だからこそ、商品設計ではまず、自分を理解することが大切です。
自分が大切にしたいものを置き去りにせず、どんな形なら続けていけるのかを明らかにすること。

それが、主婦ママ起業における商品づくりの大切な土台だと感じています。

次に、届ける相手を理解する

自分を理解したら、次に大切なのは、届ける相手を理解することです。
ビジネスである以上、商品は自分の想いや経験をそのまま並べるだけでは届きません。

届けたい相手が、今どんな日常を送っているのか。
今どんなことで悩んでいるのか。どんな不安を抱えているのか。
本当は、どんな未来を望んでいるのか。

ここを丁寧に見ていく必要があります。

たとえば、「白いTシャツが欲しい」というママがいたとしても、その言葉の奥には、いろいろな気持ちがあるかもしれません。

「子どもと公園に行く日にも、着られるものが良いな」
「汚れても洗いやすい服がほしい。」
「送り迎えや買い物にも、そのまま行ける服がいい。」
表面的な言葉だけを見ると、「白いTシャツそのもの」だけ求めているように見えるかもしれません。

でも、奥にある気持ちを見ていくと、本当に求めているのは、ただの白いTシャツではないかもしれません。

忙しい毎日の中でも、迷うことなくサッと気兼ねなく着ることができて、一枚で様になって、自分の気持ちも少し上がる。無理に着飾っているわけではないけれど、明るくはつらつとしたママに見られたいな。

そんな気持ちがあるのかもしれません。

そう考えると、力を入れるべき機能も、伝えるべき言葉も、見せ方も、届ける場所も変わってきます。
商品づくりも同じです。

届ける相手を理解するとは、表面的な悩みや欲しいものだけを見ることではありません。その奥にある不安や願い、本当はどんな未来を叶えたいのかまで見ていくことです。

ここが深まると、商品は「自分が提供したいもの」から、相手が必要としている変化を支えるものへと整っていきます。

自分と相手の「叶えたいもの」が重なるところを商品に

こうして出てきた「自分が大切にしたいもの」と「お客様にとって価値あるもの」が重なる場所を商品にしていくことが主婦ママ起業の商品設計において大切になります。

自分の想いだけで作ると、相手にとって必要な形になりにくいことがありますし、反対に、相手のニーズだけに合わせすぎると、自分が苦しくなったり、本当は大切にしたいことから離れてしまうことがあるからです。

  • 自分が大切にしたい生き方
  • 自分が届けたい価値
  • 相手が本当に求めている変化

それらが重なるところに、無理なく続けられて、必要な人に選ばれる商品が生まれます。

この重なりから生まれた商品は、「ニッチな商品」に感じられるかもしれません。でも、主婦ママ起業家にとって、「ニッチな商品」と感じられるからこそ、価格だけで選ばれにくくなるのです。

「この人だからお願いしたい」「この考え方に安心する」「私のことを分かってくれる気がする」とお客様から思ってもらえるようになり、そして、主婦ママ起業家の私たちにとっても「このお客様を心から支えたい」「このお客様のお手伝いがしたい」と思えるお客様と出会えやすくなります。そうして、お互いに信頼し合える関係を築いていけるようになるのです。

主婦ママ起業において、そしてこのAI時代において、お客様に選ばれ、長く続けられるビジネスを作るためには、この信頼関係がとても大切だと感じています。

価格や大量集客で疲弊していくのではなく、価値と信頼で選ばれること。そのために商品設計が必要なのです。

商品設計が整うと、価格・発信・導線が変わる

商品設計が整うと、価格や発信、導線の考え方も変わっていきます。

価格は、「いくらなら売れるか」だけで決めるものではなくなります。

  • どんな変化を届けるのか。
  • お客様が受け取る価値は何なのか。
  • 自分が無理なく続けられる形はどこなのか。

そうしたことを整理すると、自分もお客様も納得する価格が考えやすくなります。

発信も変わります。商品設計が曖昧なままだと、「何を投稿すればいいのか」「どう魅せればいいのか」ばかりに意識が向きやすくなります。でも、届ける相手の現在地と未来が見えてくると、発信はただの投稿ではなくなります。発信は、相手が自分の現在地に気づき、未来に進むためのあなたからのラブレターのような言葉になります。

導線も同じです。導線は、ただ売るためのWebツールを揃えることではありません。

ブログを読んだ人が、次にどの記事を読むと理解が深まるのか。メルマガでは、どんな想いを一緒に共有したいのか。無料相談では、何を整理できると次に進みやすいのか。

こうして考えると、導線は、自分が心を込めて支えたい方・自分のことを必要としてくださる方が、安心して次に進むための道筋になります。

商品設計が整うと、価格、発信、導線が整う。

商品設計が整うことで、発信も、価格も、導線も、売り込むためのものではなく、自分が関わりたい方と信頼関係を築くための流れに変わっていくのです。

商品設計は、何度も整えていく土台

商品設計は、「起業初期の方だけがするもの」でも、「人を集めてから考えるもの」でも、「とりあえず高単価商品を作るためのもの」でもありません。

主婦ママ起業家が、自分らしく長くビジネスを続けていくために、今の自分と、届けたいお客様のことを理解しながら、何度も整えていく土台だと感じています。

自分の経験が深まれば、届けられる価値も変わっていきます。

関わりたいお客様が変われば、必要な商品や届け方も変わっていきます。

時代の流れが変われば、お客様に必要とされる価値や、自分の立ち位置も変わっていきます。

そして、自分の暮らしにおけるリズムや価値観が変われば、サポートできる量や幅も変わっていきます。

だから、商品設計は、一度作ったら終わりではありません。その時々の自分とお客様を深く理解して、見直しながら育てていくものです。

商品設計は、生き方設計

もし今、起業のある毎日や、発信やビジネスステージ、商品内容、届け方に迷いがあるなら、焦って何かを足す前に、一度、あなたの商品設計を見直してみてくださいね。

商品設計の全体像を整理する10STEP

とはいえ、「商品設計を見直す」と言っても、何から考えればいいのか分からない方もいると思います。

そこで、主婦ママ起業家さんが商品設計を整理するときに、どんな順番で考えていけば良いのかを10のステップに分けてまとめました。

ぜひ、ご自身の商品設計を見直す際の道標にしてみてくださいね。

▶︎ 主婦ママ起業の商品設計10STEPはこちら

主婦ママ起業家さんの商品設計10ステップ
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  • この記事を書いた人

aruhi design

山内 はるか

主婦ママ起業家さん専門の
商品設計サポート

「バック商品が作れない」と悩んでいる主婦ママ起業家さんの商品設計サポートを行なっています。

このブログでは、主婦ママ起業家さんに必要な商品設計の考え方・商品の作り方、商品をつくる上で必要なWebツールの使い方について発信しています。

■熊本県在住
■夫 息子(8歳) 娘(5歳)の4人家族
■元秘書

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