こんにちは!
自宅で起業した主婦ママさん専門の商品設計サポート
aruhi designの山内はるかです。
目次
フロントエンド商品とは?
フロントエンド商品とは、ご自身の「バックエンド商品=本命商品」を買ってもらうための、「集客」することを目的とした商品になります。
バック商品は、比較的、単価が高い、またサービス提供期間が長いこともあり、お客様もいきなりお金を支払うことにハードルを感じさせることがあります。
そこでまずは、お客様が集まりやすい「無料や低単価」な商品で、バック商品のプチ体験をしていただき、良さを実感してもらうことで、バック商品の購入に繋げていくのです。
健康食品のサンプルのように、本商品の一部をものをお試しできたり、住宅展示場のお祭りイベント開催のように、足を運んでもらいまずは興味を持ってもらうというものになります。
フロント商品の特徴は2つ。
- 人が集まる
- バック商品に繋がる
フロントエンド商品の特徴①人が集まる
フロントエンド商品の特徴の1つ目は「人が集まる」ということです。人を集めるために「お試し価格」や「無料」となるのです。
フロント商品は繰り返しになりますが「集客商品」ですので、フロント商品に人が集まらない時は、「フロント商品を見直す」もしくは「サービスそのものを見直す」必要も出てくる可能性があります。
必ず、「人が集まりやすい」商品をフロントに置きましょう。
フロントエンド商品の特徴②バック商品に繋がる
フロント商品の特徴2つ目は、「バック商品に繋がる」ということです。
なので、いくら「人が集まる」からと言って、バックに繋げたいお客様像とあまりにかけ離れた層を集めてしまうと、いくらフロントで良いものを提供してもバックに繋がりません。
主婦ママ起業家の私たちが、お客様一人一人に丁寧に向き合える時間は限られています。だからこそ、「とりあえず誰でも集まって!」ではなく、バック商品と同じペルソナに集まってもらい、その方が、「フロント商品でどんな感情を抱いたら、バック商品に繋がるかな」「その感情を抱いてもらうにはフロント商品の中で何を提供すれば、どんなコミュニケーションを取れば良いかな?」と想像してフロント商品の内容を決めていきましょう!
バックエンド商品とは?
健康食品の例で言えば、フロントのサンプルに対してバックは本商品のサブスク購入、住宅展示場で言えば、フロントの住まいのイベントに対してバックは住宅の購入となりますね。
主婦ママ起業家さんのバックエンド商品の特徴も2つあります。
- 利益になる
- 自分もお客様も幸せにできる
バックエンド商品の特徴①利益になる
バックエンド商品は、「ビジネスの柱」となる商品です。主婦ママ起業のビジネス、長く続けていきたいですよね?長くビジネスをしていくためには「利益」を出さなければなりません。その「利益」を生み出すのが、バックエンド商品となります。
自分の理想の日々が送れるように稼げるか、という点をしっかりと意識して作りましょう。
バックエンド商品の特徴②自分もお客様も幸せにできる
バックエンド商品は、自分が提供できるサービスで、最もお客様のことを幸せにできる商品でもあります。お客様の一番の深いお悩みはどこにあるのか、そのお悩みを解決してあげられる商品はどのようなものなのか、という所からバックエンド商品はスタートします。
一回でパッと気軽に解決できないからこそ、深いお悩みになりますよね。
なので、商品のボリュームも大きく、期間も長くなる傾向にあります。だからこそ、お客様からいただく対価も大きくなりがちです。
頂く対価相応にお客様を幸せにできると自信を持って言える、お付き合いする期間中、不安などのマイナスな感情を抱かなくてすむ内容に、自分も提供していて幸せだと感じられる商品にしっかりとしていきたいですね。
主婦ママ起業家さんのバック商品・フロント商品の例
では実際に、主婦ママ起業家さんのバック商品・フロント商品の例を見ていきましょう。
例を一覧にしてみました。
以上のものは、ほんの一例ですが、いずれもフロントでお試しや価値体験、また課題に気がついてもらうことで、さらに次のニーズをお客様に認識してもらい、バックに繋げることが可能になっています。
主婦ママ起業家のaruhi designの場合
さらに詳しい具体例として、私、aruhi designがWebデザイナーとして活動していた時のフロント商品・バック商品をご紹介していきます。
当時のaruhi designのサービス内容は以下のようなものでした。
ペルソナ:起業初期のフリーランス女性
フロント:公式LINEのリッチメニュー画像の制作
バック:Wixで作るホームページ制作
起業初期のフリーランス女性にとって、ホームページを持つということは、ちょっと「先の話」と感じてしまいますよね。
そこで、公式LINEのリッチメニュー画像の制作という比較的、規模感が小さなもので、「制作をプロにお願いする」という価値体験、そしてそのサービス提供の中で、「インスタ以外の集客に必要なWebページの必要性」を感じてもらい、バックエンド商品の「ホームページ制作」に繋げるという流れてつくっていました。
ちなみに…リッチメニューはCanvaで納品することで、「ご自身で後から編集できる良さ」「活用していく大切さ」も同時に感じてもらい、比較的、素人の方でも編集が可能な「ホームページ制作ツールのWixでホームページを作ること」の価値も高めていました。
大まかにですが以上のような意図でフロント商品・バック商品をもち、フロントのリッチメニュー制作をご依頼いただいた方が、後にバック商品のホームページ制作をご依頼いただくということが叶っておりました。
まとめ
ここまで、フロントエンド商品とバックエンド商品の解説と主婦ママ起業家さんの例について、解説してきました。
主婦ママ起業家さんにとって、長くビジネスしていく上でバックエンド商品は欠かせませんし、そのバックエンド商品に繋げるためのフロント商品作りも大切です。ぜひ、「お客様」の感情に寄り添った商品で、ご自身も幸せになれる商品をつくってくださいね。
基本は理解できたけれど、ご自身のサービスの場合に落とし込むことができない、という方に向けて60分間の無料相談を実施しております。どうぞお気軽にご利用くださいね。